ひとり旅の風景

旅の体験談や感じたことなど

東京のど真ん中で、世界を旅する。

冬が苦手です。

どうも調子が出ない。寒くて身体が動かないし、日光量が少ないからか、軽くウツっぽいかも。思考がついネガティブに流れる・・・。

そんな冴えない体調でしたが、たまたま恵比寿で世界のパンを扱っているお店に立ち寄ったところ、元気をもらってリカバリーできました。

 

「世界のパン パダリア」の店舗外観

世界のパンを売っているお店は恵比寿駅から徒歩3分。中心街の喧騒がやや落ち着いた静かな通り沿いにあります。

www.padaria.jp

 

扉を開けると、香ばしい匂いがブワッと全身にかぶさってきました。そして目の前の棚には、見たことのない形、聞いたことのない名前のパンが国旗マークとともに並んでいます。


「うわぁ!」


思わず言葉が口をついて出てきました。ウツっぽい気分が吹っ飛んで、身体中の血液が活発に巡りはじめるのを感じます。


ここは東京のど真ん中。なのに、一気に海を越え、異国の地に降り立ったような錯覚に陥りました。店内にはそんな外国の空気感がいっぱいに漂っています。

 

店員さん(店長さん?)がいろいろと説明してくれました。人気のパン、今月のテーマ、パンの味やお勧めの食べ方、開発秘話など。話を聞いているだけでもグローバル感満載で楽しい。いくつかのパンは試食もできます。

 

色々と迷った末、4つのパンを選びました。

 

購入した世界のパン。一つ一つ説明カードをつけてくれる。

 

  • クルズットサンド(ハンガリー🇭🇺):今月のテーマ国のパン。
  • ハチャプリ(ジョージア🇬🇪):人気ナンバー1。大使館の人も絶賛しているそうです。
  • バニツァ(ブルガリア🇧🇬):人気ナンバー4。見た目が面白い。
  • コーンブレッド(USA🇺🇸):試食させてもらったもの。

 

ちょうどお昼時だったので、クルズットサンド🇬🇪とバニツァ🇧🇬は、オフィスでランチに食べることに。

クルズットサンド(ハンガリー🇭🇺)

バニツァ(ブルガリア🇧🇬)

クルズットサンド🇬🇪は、あっさりめで野菜がパリパリおいしかった!バニツァ🇧🇬は濃厚なチーズ味と軽いパイ生地の食感がサクサクで楽しい。


ランチはこれでおしまいにするつもりが、つい勢いでコーンブレッド🇺🇸に手を出しあっという間に完食。うぅ、反省。でもポロポロっとした食感と遠くにかすかに感じる甘みがメチャ好みでした。お店で試食した時はメイプルシロップをかけてシットリ&甘くしてくれましたが、個人的にはシロップがなくても素朴な味わいで好きです。

コーンブレッド(USA🇺🇸)


人気ナンバー1のハチャプリ🇬🇪は自宅に持ち帰り、翌日トースターで焼き直していただきました。

ハチャプリ(ジョージア🇬🇪)。なんじゃコレ?と思わず目が行く形相です。


つかの間ですが、いつもの日常とは違うパンのおかげで、すっかり海外気分に。ヨーロッパからアメリカまで飛び回りました!おかげで塞ぎがちだった気持ちも晴れやかになり、1日を元気に過ごすことができて、パダリアさんに感謝です。ありがとう!

 

寒くて体が縮こまりがちな冬。ちょっと元気ないなーと感じた時には、手近な海外を味わいに立ち寄ってみてはいかがでしょう?エナジードリンクよりもリフレッシュできること間違いありません!


なお「パダリア」のパンはオンラインでも購入できるようです。「世界のパンのロスパンセット(3000円相当)」という、余ったパンをまとめて冷凍して送ってくれるというのが、フードロス削減にも貢献できていいなぁ、と思ったので今度利用してみようと思います。

 

お店の回し者でもアフィリエイト案件でもありません。