ひとり旅の風景

旅の体験談や感じたことなど

パース5泊6日の一人旅(4)パース中心街の歩き方

古いものと新しいものが混在しているパース中心街


パースの中心街(セントラル・ビジネス・ディストリクト Central Business District)にはさまざまな観光スポットがありますが、あえて何も考えずにブラブラしてみました。

 

歩いていると、先進的な高層ビル群の中に突如古くからの建造物が現れたりして、新しいけれども古い、活発だけれどもどこか長閑(のどか)な・・・そんな混在した空気感が新鮮に感じられます。

そして、11月のパースはちょうど春の真っ盛り。日本のGWぐらいの季節感でしょうか。街路樹や植え込みに鮮やかな彩りの花が咲き乱れていて、自然と明るい気持ちになってきます。

どこか長閑なパースの街並み

とりあえずベルタワーエリザベスキーぐらいは見ておくか・・・と、それらしき方向に向かっていましたが、途中、教会でバグパイプを持ったおじさんを見かけたり、公園で開かれていたマーケットに思わず吸い寄せられたりと、ちょうど週末だったここともあったのでしょう。次々と面白そうなものに出会いました。

St George's Cathedral の前庭で行われていたイベント(奥にバグパイプのおじさんがいる)

ベルタワー近くの公園(Stirling Gardens)ではマーケットが開催されていた

マーケットでアクセサリーを購入。"ラリマー"という世界三大ヒーリングストーンの一種らしい。

ようやくベルタワーに辿り着くと、華やかな鐘の音がひっきりなしに鳴り響いていました。心地よい音色に包まれて幸せな気分になります。タワーの中にいる案内係の方が言っていたのですが、鐘は機械仕掛けで鳴っているのではなく、人がロープを引っ張って鳴らしているのだそうです。やっぱりどこか長閑(のどか)ですね。

 

エリザベスキーでは海みたいなスワン川を眺めることができます。周囲にはお店やアミューズメント施設もあって子供や大人達が楽しそうに過ごしていました。

エリザベスキーからスワン川を眺める

本格的に観光しようと思えば、もっと忙しく見て回ることもできるのだとは思いますが、適当に歩いていても結構楽しめた感じです。パースの美しい風景、そして長閑(のどか)で明るい空気感に触れて、すっかりリフレッシュできました。